
今回は私の通っているドイツの大学でのオンライン授業と対面授業についてのレビューをお伝えします。レビューといっても、大学が始まってまだ間もないので第一印象がどうだったかについてお話ししたいと思います。現在私は10科目を履修しているのですが、そのうちの半分はオンライン、半分は対面授業となっております。 目次 オンライン授業 長所 短所 対面授業 長所 短所 まとめ、個人的な好み 1. オンライン授業 オンライン授業は、皆さんもご存知のとおり、自宅等のインターネットのある環境で、パソコン、ラップトップまたはタブレット等の電子機器を通して、大学の講義室に行かなくてもオンライン上で授業に参加できる形をとっています。私の大学では、あらかじめ収録された講義ではなく教授の方々が毎回リアルタイムで講義を行い、それに私たち学生がオンラインで参加しています。先生が話しているのを聞くだけではなくて、学生たちがたくさん発言できるよう先生方も努力しています。 長所を箇条書きにしてみました! 大学への往復時間が省けるので、他にやらなければならいことに時間を当てられる。(課題図書のリーディング、家事等への時間が増える) カメラをオンにしなくていいので、あまり興味のない講義は聞き流しながら、他のことに時間を当てられる。(ちょっと先生に対しては失礼ですが、大学も自己投資の一部と考えれば、興味のない分野には時間を割きたくないので思い切って他のことをしています) オンライン上でも、小さいグループに分かれてディスカッションしたり、わからないことは先生の話している間にもチャットに書いて質問できるので、思ったよりも受け身の授業にならない。 オンライン授業の短所です。 インターネットの環境が良くないといけない。 マイク、カメラ、ラップトップ等の初期費用がかかる。(対面授業でも、インターネットでの調べ物やレポート提出を考えれば、いずれは電子機器を買わないといけないですが・・・) 家からだと、自分に厳しくないと講義に集中できない。誘惑が多い。(私の場合はすぐにスマートフォンに手が伸びます。) グループでのディスカッションでは、相手の顔が見えないので、自分が行ったことが相手に伝わったかが表情では確認できない。(カメラをオンにすればいい話ですが) 2. 対面授業 私の場合は今回10人ほどのゼミと論文の書き方の講義、あとはsocial workの歴史等が対面授業です。 長所 対面授業だと、始まる前の短い時間でのスモールトークで知り合いができる。 授業前後で先生に個人的に質問しにいくことで、顔を覚えてもらえる。今学期に1つ大きなレポート(15枚前後)を書かないといけないのですが、レポートを書くに当たって、お世話をしてくれる教授を自分で探さないといけません。コネを作るには、顔見知りになるしかないですよね。 やっぱりちゃんと集中して授業を聞ける。 短所 行き帰りの時間が無駄。合計1時間ほどかかるので、その時間をできれば他のことに当てたいです。 キャンパスでコーヒーを買ったり、行き帰りの道でパン屋さんに行ったりと出費が多い。 3. まとめ 今のところ、対面とオンラインの混合でとっても満足しています!在宅ワークをしている身だと、空いた時間で無駄なく仕事ができるのは本当にありがたいです。誰かと知り合いになったり友達を作るという面では、もちろん対面授業がいいかもしれませんが、ゼミのグループで知り合いができているので、特別寂しい思いをすることはあまりないです。 日本の大学の講義は今どうなっているんですかね・・?
オンライン授業 vs 対面授業